東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 敵を知り己を知れば百戦危うからず(中日 投手編)

こんにちは。先週辺りからスギ花粉が東京でも舞うようになり、鼻と目が辛いパラドックスです。

 

今回は「敵を知り己を知れば百戦危うからずシリーズ」の中日・投手編です。谷繁選手兼監督から谷繁監督になる一年目。監督業に専念することでどんな変化が訪れるのか、また大ベテラン選手が複数抜け、その穴を誰が埋めていくのかが注目されます。

まずはいつも通り、選手構成を見ていきましょう。

(巨人、阪神、広島編にご興味のある方はこちらからどうぞ。巨人・投手編巨人・野手編阪神・投手編阪神・野手編広島・投手編広島・野手編

 

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私が幼少期にプレーしていたファミスタにも登場していたレジェンド・山本昌、日米通算125勝、二度の最多勝に輝いた元エース・川上、4度の二桁勝利で通算65勝を上げた朝倉が引退、山内、高橋は移籍と投手王国を支えた大くの選手が抜けました。これから若返りの過渡期を迎えるであろう巨人、阪神より早めに入れ替え時期に差し掛かった分、若手へのチャンスが多く、活きの良い若手が出てきやすい土壌であるとも言えます。その為か、育成選手契約の選手が6人もいるのは特徴的です。

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まず先発ローテーションですが、昨シーズン二桁勝利を上げた大野、若松は決まりでしょう。大野が27歳、若松はまだ21歳と若く、今シーズンだけではなく数年にわたってチームを引っ張る存在になることが期待されます。シーズン中盤から復活した吉見もローテ入りの可能性が高いでしょう。ただ肘の状態によっては、何回かローテを飛ばす可能性も考えられます。

続くのが、怪我さえなければ二桁勝利が狙えるバルデスとシーズン途中から加入し4勝を上げたネイラーの、外国人コンビ。そこに広島キラーの八木、ソフトバンクから移籍した大場が絡んでくる展開でしょうか。

 

一昨年の最多投手である、山井は先発でいくのか、救援に回すのか迷う所。両外国人選手が期待通りの実力を見せれば、それなりにしっかりとしたローテションメンバーになりそうなので、後ろに回しても良さそうです。ただ既にバルデスが肩痛で二軍調整しており、谷繁監督は迷うのでは無いでしょうか。

 

救援陣は、抑えが決まりきっていないのが最大のマイナス点。岩瀬が戻ってきましたが、キャンプでの投球内容は散々たるもので、流石に抑えは難しそうです。昨シーズン途中から抑えに回った田島、速球が魅力のハイメのどちらかに務まればいいですが、ハイメは既に怪我で離脱。田島の抑えでつまずくとシーズンに入ってから取っ替え引っ替えの起用になりそうです。最悪、かつて程の力は無いですが、浅尾を持ってくるという手も考えられます。

 

左の中継ぎは35試合に投げた高橋が移籍したため、計算できるのは岡田のみ。バルデス、ハイメの使える目処が立たない分、新外国人選手である左腕、ジョーダンへの期待が高まります。癖がない投球フォームで、四球連発で自滅というのはなさそうです。あとはランナーが溜まったところでクイックとかバント処理だとか細かいプレーがどこまで出来るのかも活躍に影響するでしょう。

 

福谷、祖父江、又吉が本来の力を発揮出来れば、右の中継ぎ陣は安泰。前述の浅尾も復調してくるようだと、ヤクルト打線としては厄介な救援陣になりそうです。

 

次回は中日・野手陣についてです。

ではまた。