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東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 敵を知り己を知れば百戦危うからず(巨人 野手編)

こんにちは。

前回の巨人・投手編に続き、今回は巨人・野手編です。

 

昨シーズンのジャイアンツはリーグトップの防御率を残した投手陣とは逆に、打撃陣の打率(.243)はリーグ最下位に沈みました。補強も西武から脇谷、ロッテからクルーズを獲得したのみで、長打を期待できる強打者は獲得していません。各球団の元四番打者が並んでいた重量打線と同じチームとは思えない陣容です。

投手陣同様、連覇を支えていた主力選手の高齢化が進み、またそれに続く世代の選手も伸び悩んでいます。今年の成績が低調に終わるようだと長期間低迷期に入る予感さえしてきます。

では守備位置ごとにメンバーを見ていきましょう。

 

■捕手

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セ・リーグではヤクルトを除きどのチームも正捕手不在に悩んでいますが、巨人も阿部が捕手とファーストを行ったり来たりし、落ち着きませんでした。今年は捕手として登録するようですが、既に37歳。年々打撃成績も下げており、次世代の正捕手育成は急務です。また阿部を支えてきたバックアップ捕手の高齢化も顕著です。陰ながらチームを支えてきた實松・加藤は既に35歳。またヤクルトから移った相川は阿部より上の39歳。

必然的に小林への期待が大きくなるのは2シーズン前から同じですが、阿部が捕手に戻ることで、彼が成長する事のできる機会が大きく損なわれることは間違いなさそうです。もちろんチームは目の前の一試合、一シーズンを勝つために最善を尽くすべきで、今シーズンに限れば小林よりも阿部のほうがその目的に近いでしょう。しかし中長期的な視点に立ってチーム編成を考えた場合、小林(もしくはそれに変わる若手)の台頭は必須で、特に育成に時間がかかると言われる捕手ではやや強引にでも出場機会を与えなければ、求めるレベルに達するのは難しいように思います。もし今年も優勝を逃すなら、年齢上位4人の内、2人はユニフォームを脱ぐことになると予想します。

またヤクルトにとってはこの1~2年は大きなチャンス。ここで正捕手が決まりきらないうちに連覇、もしくは3連覇と長期政権を狙うことの出来る絶好の機会です。

 

内野手

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 内野手もレギュラー級は坂本を除き全員30オーバーと高齢化が進んでいます。特に村田の衰えは顕著で、昨年はわずか12本塁打とかつて本塁打王を獲得した時の輝きは完全に消失しています。かつては球界のスピードスターと呼ばれた片岡の盗塁数も全盛期の半分。打撃も安定せず、レギュラーを確固たるものにしているとは言えません。

そして一番のネックは坂本。本来であれば、チームどころかリーグの顔となってもおかしくない逸材であったのが、すっかり守備も打撃もそこそこの選手に落ち着いてしまいました。まだ27歳と、もうひと伸びすることの出来る年齢ですので、せめて打率.280、20本塁打は首脳陣、ファンともに期待していることでしょう。

待望の生え抜き大砲を期待するファンの注目を集めているのは岡本と和田。特に岡本は村田の後釜として一本立ちを求められていますが、まだまだ未知数です。

唯一確実に戦力アップとなるのがクルーズの守備力。ダイジェストでしか見ていませんが、彼の守備は一級品。サードでもセカンドでも難なくこなしますので、これはヤクルトファンの私もどんなプレーを見せてくれるのか注目している点です。

 

■外野手

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坂本同様、チームの顔となるべき長野が不調だった昨シーズン、立岡の予想外とも呼べる活躍がなければ、かなりボロボロになっていたと思われます。

ここ数年、若手のホープとして起用されてきた大田、橋本は思ったような結果を残せず、アンダーソンも怪我で離脱と、結局いつもの亀井や監督になった高橋にお鉢が回ってきていましたが、いつまでもそれを続けることは出来ません。(高橋は既に監督ですし)

順当に行けば、センター立岡、ライト長野、レフトをギャレット、亀井、アンダーソンで競うことになるでしょうが、そこに大田、橋本、または堂上が割って入ってくるようにならないとチーム力は上がらないでしょう。

今のところ期待できる戦力アップは、長野の復調だけですので、首脳陣としては昨年の立岡のように予想外のブレイクを待っていると思います。

 

▪️巨人編のまとめ

 投手陣は主戦級が安定しており、三タテにするのは今年も難しそう。しかし主戦投手の高齢化に伴い、細かなほころびが出始めているのは間違いない。ベテラン左腕の復調、新人桜井の活躍がなければ、裏ローテはかなり貧弱になる。

野手陣は投手陣以上に若手の台頭が乏しく、戦力的にはヤクルトの方が間違いなく上。このまま世代交代が進まない場合、中日のように数年間低迷する可能性も十分に考えられる。ただ一芸に秀でた選手が揃っており、それらを上手く使いこなすことが出来れば打撃力以上の得点能力が出てくる。そのようなタクトを高橋新監督が振るえるかも大きな注目点。