東京ヤクルト 思い出に残る外国人選手トップ10(6位)
こんにちは。
今日も張り切って、思い出に残る外国人選手トップ10の第6位を発表しましょう。
ドゥルルルるる~♪ ドゥルルルるる~♪
第6位は、「林昌勇」。
最近は賭博の件により改めて有名になってしまったイムですが、ヤクルト在籍時の活躍は本当に凄いものでした。サイドから150Km/hを超えるスピードボールと曲がり鋭いスライダーで4年間に渡り抑え投手として活躍してくれました。活躍した4年間は毎年登板試合数が50を超え、平均セーブ数は32、特に2010年は防御率1.46と抜群の安定感を誇りました。彼が在籍した間に優勝をすることがなかったのは残念ですが、2011年にあわや優勝というところまで迫った勢いは、彼の活躍なしには語れません。
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 無四球 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 打者 | 投球回 | 被安打 | 被本塁打 | 与四球 | 敬遠 | 与死球 | 奪三振 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHI |
2008 |
ヤクルト | 54 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 33 | 3 | 0.167 | 214 | 51 | 55 | 6 | 9 | 3 | 2 | 50 | 1 | 0 | 18 | 17 | 3.00 | 1.25 |
2009 | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 28 | 5 | 0.556 | 229 | 57 | 40 | 4 | 19 | 4 | 2 | 52 | 2 | 0 | 15 | 13 | 2.05 | 1.04 | |
2010 | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 35 | 6 | 0.333 | 214 | 55 | 32 | 3 | 16 | 1 | 2 | 53 | 1 | 0 | 9 | 9 | 1.46 | 0.86 | |
2011 | 65 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 32 | 4 | 0.667 | 247 | 62 | 40 | 2 | 22 | 3 | 3 | 69 | 3 | 0 | 15 | 15 | 2.17 | 1.00 | |
2012 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ---- | 28 | 7 | 6 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.14 | |
NPB:5年 |
238 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | # | 128 | # | 0.458 | 932 | 233 | 173 | 15 | 68 | # | 9 | 231 | 7 | 0 | 57 | 54 | 2.09 | 1.03 |
またヤクルトファン以外にも記憶が残っているのが、2009年に開催された第二回WBCでイチローに決勝タイムリーを打たれたシーンではないでしょうか。ヤクルトファンとしてはやや複雑ではありましたが、まぁあれも良い記憶です。
最終年は怪我でほとんど登板せず退団し、翌年はメジャーに挑戦するも、数試合に登板したのみで自由契約。翌年からは再度韓国球界に復帰していました。
ヤクルトの伝説的なリリーバーといえば、高津臣吾ですが、同じアンダー気味のサイドから投げるイムも実力的には十分匹敵するものを持っていたと思います。ただ、いくら個人成績が良くても、それにチーム成績が伴っていないと心情的な評価は上げにくくなりますね。これはピッチャーだけでなくバッターでも同じ。
今回のランキングにはバレンティンは入ってきませんが(今年も在籍していたので)、将来的にこのようなランキングに入るためには彼の力による優勝が必須。今のままでは「60発を打った男」で終わってしまうので、伝説の外国人選手になるために、チーム成績に直結する打棒を魅せて欲しいものです。
頑張れバレンティン!