東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 前半戦の総括と後半戦に向けて

こんばんは。

一昨日、昨日とオールスター戦が行われ、いよいよ明日から後半戦がスタートします。

その前に前半戦の総括をしておきましょう。

 

まずは順位表。

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プロ野球 - 順位 - スポーツナビ

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貯金・順位推移グラフ-全期間 プロ野球Freak

 

首位広島とは15ゲーム差と大きく水を開けられ、最下位に沈んでいます。特に交流戦以降、広島が独走態勢に入り、ヤクルトは阪神と最下位争い真っ只中。

二連覇を目指して望んだ今期、ここまで低迷するとは予想していませんでした。ちなみにこちらがシーズン前に私が予想した順位↓

2016年度 セ・リーグの順位予想 - 東京ヤクルトを応援するブログ+α

ヤクルト、巨人、広島をAクラスと予想していましたが、一チームだけ大きく外れていますね・・・

 

投手陣は20点

もちろんその低迷理由の一番手は投手陣の不調。特に前半戦は先発投手陣が軒並み不調、怪我で離脱し、ここまでローテーションを守り続けた投手は一人もいません。規定投球回数を満たしているのも小川のみで、その小川の防御率ブービーの14位。いかに計算できる先発投手がいなかったのか分かります。

 

それでも前半戦は救援陣がそこそこ奮闘し、序盤にリードを奪っている試合では勝ちを拾えていましたが、早いイニングから救援陣を投入する機会が増えるにつれ、疲労が救援陣を襲い始めます。先発が試合を作る試合では救援陣が打たれ、先発が打たれた試合に限って、救援陣が好投したりチグハグした試合が多く、ついにはオンドルセク事件が勃発。抑えの切り札も失うことになりました。

(先日オンドルセクが有給休暇を取得して、10日ほど米国に帰国するとのニュースがありましたが、戻ってくるのでしょうか???)

 

打撃陣は80点

投手陣に比べ、野手陣は持ち前の打力を発揮。特に山田は現在6冠王と前代未聞の成績でチームを引っ張っています。また二連覇のキーマンと思っていたバレンティンも、60発打った時ほどの迫力はありませんが、及第点の成績。オリックスから移籍してきた坂口は完全にセンターのポジションを確保しましたし、畠山の代わりに一塁を守ることが多くなっている西田は打力が飛躍的に伸びています。長年空白だった「代打の切り札」も今浪が勝負強さを発揮し、その穴を十分に埋めています。

 

が、肝心な所でタイムリーや本塁打が出ない。綺麗なヒットでなくても点が入るような場面でも、三振やポップフライを打ち上げて無得点ということが目立ち、打率以上に得点数で広島に差を広げられています。バレンティンにしても、雄平にしてもバットの芯に当たった打球はどこまでも飛んでいきますが、場面に応じた打撃が得意ではありません。本来であればヒットでなくても、犠牲フライや内野ゴロでランナーを返す役割は畠山が担わなければならないのですが、開幕当初から怪我で離脱し、ここまで全く仕事をしていません。

 

後半戦に向けて

 

流石に15ゲーム差を残り60試合を切った所でひっくり返すのは、余程広島に怪我人などが出て不調に陥らないかぎり難しいでしょう。しかし2位の巨人まではわずか5ゲーム。どこのチームを決め手を欠くだけに、まだまだ上位進出が出来る可能性はあります。

まず投手陣ですが、既にローテーションから外れていた館山が復帰。由規も長いリハビリ生活を経て復活。小川、石川と本来ローテーションの主役を担うべき選手も後半戦頭からは復帰してきます。

山中・小川・石川・館山・デイビーズ由規・杉浦と人数は揃いました。この中から調子のいいピッチャーを選び回していければ、少なくとも前半よりはまともになるのではないでしょうか。

 

救援陣の方はオンドルセクはどうなるのか全く不透明ですが、代わりに支配下選手に戻った平井が好調。先発に回っていた村中が中継ぎに戻れば、ブルペンに厚みが戻ります。秋吉にもう少し安定感が出てくると安心できるのですが、これも成長過程の一つとして見守りましょう。

 

また今日入ってきたニュースで、ヤクルトの八木とオリックスの近藤のトレードが成立しました。先発左腕として期待された八木ですが、昨年・今年といいところなく働き場を失っていました。オリックスの近藤は2008年に二桁勝利を上げた経歴がありますが、近年は怪我による離脱が多く、一時は育成選手契約になっていました。大引・坂口とオリックス→ヤクルトへの移籍で活躍している選手がいるので、比較的チームには早く溶け込めるのではないでしょうか。年齢的(33歳)に能力の上積みは難しいですが、今までの経験を武器に、ローテ谷間の先発、ロングリリーフ等で役割を見つけて欲しいものです。オリックスに移籍する八木はまだ若いので、新天地での飛躍を期待しましょう。

 

野手陣は球宴にも出場していた大引が復帰してきます。西浦、今浪と比べると守備の安定度が違います。

オンドルセクがこのまま1軍に上がらないなら、ジェフンが1軍に定着しそうです。まだまだ荒削りな部分も見受けられますが、バットに当たった時の打球には威力がありますし、強肩の守備も悪くありません。試合終盤の代打として存在感を見せてくれると、右のジェフン、左の今浪と相手が嫌がる攻撃が出来そうです。

 

後半戦最初のカードは神宮でのDeNA戦。前回の3連戦では三タテをくらい、ここ5試合で勝ち星がありません。久々の先発となる石川ですが、神宮では好投を見せていますので、期待できそうです。

まずはこの三連戦に勝ち越し、1つずつ順位を上げていきましょう。

 

まだまだ諦めませんよ。

GO GO スワローズ!

 

ではまた。