東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 7回に同点にできていれば…

こんばんは。

今日は日中気温が上がったので、流れるプールのある温水プールに行きましたが、文字通りイモ洗い状態。とても泳げるようなスペースはなく、ただただ水に浸かっているだけ。プールが空くのはもう少し先でしょうね。

 

さて今夜の広島三連戦の最終戦ですが、追撃及ばず敗れました。

 

ポイントは4点のビハインドで迎えた7回の攻撃。西浦の安打を取っ掛かりにチャンスを作り、西田、坂口の連続タイムリーで3点を返します。さらに荒木が坂口をバントで三塁に送り、一死三塁で同点のチャンス。ここで打席に入るのは、今日スタメン2番で起用された上田。

試合前にスタメン表を見た時、「何故上田が2番に?」と思ったのです。確か数試合前に良い場面でタイムリーを打ちましたが、それでも今シーズンの打率は2割以下。相手先発ヘーゲンスの対左打者の被打率が悪い、また坂口の休養(多分足を痛めている)もあり抜擢されたのだと思いますが、流石に今の実力、調子を鑑みれば2番は荷が重すぎると思いました。

案の定、坂口に代わり比屋根が代走に出ていたので、内野ゴロでも同点にできる場面で空振りの三振。続く山田も三振に倒れ、千載一遇のチャンスを逃しました。

上田を先発で使うくらいなら、藤井をセンターに、空いたサードには谷内を起用した方が良かったのではないでしょうか。川端、雄平、今浪と、左の好打者がこぞって抜けてしまっているので戦力低下は致し方が無いのですが、それなら左右を気にせず今の実力、調子で起用して欲しかった。

 

投手陣は、先発の山中が相性の悪さがそのまま出てしまい、3回途中までに4失点。ヘーゲンス同様、山中も対左打者の被打率が非常に悪く、田中、丸、松山、阿部と左打者を揃えられると厳しい。さらに遅球を持ち球とするので、走れる打者が多い広島にランナーを出されると盗塁等で揺さぶられやすく、打者に集中しにくくなってしまうんですよね。

今までならもう少し投げさせていたと思いますが、流石にシーズン終盤になり早めに継投。これは監督の良い判断でした。後を継いだ岩橋が完ぺきな投球を披露。その後に投げた中継ぎ陣も皆無失点に切り抜けていただけに、7回の攻撃が悔やまれます。

 

一ヶ月近く本塁打が出ていない山田ですが、 昨日今日と無安打。打つ瞬間には「(スタンドへ)行ったー」と思えるタイミングで振っているのに、微妙に芯を外されているケースが多いように見えます。彼が復調してくれないとCSの出場は厳しいですし、仮に出場しても勝ち抜けるのそのまた夢になりますから、何とか調子を取り戻してもらいたいものです。

 

今日の敗戦でDeNAと3ゲーム差で三連戦を迎えることになると思っていましたが、阪神DeNAを試合終盤に逆転勝利。阪神のおかげで、2ゲーム差のまま三連戦を迎えることが出来ます。

 

先発はおそらく由規、小川、石川で行くでしょう。最低でも勝ち越し、出来れば3連勝で一気にDeNAに追いついて欲しいですね。

 

てはまた。 

東京ヤクルト 西浦の連続タイムリーで接戦を制す

こんばんは。

今日は子供達を連れて近所のお祭りに。神輿や山車とともに町内を一周した後、ご褒美にいただけるお菓子袋。子供にとっては至福の時ですね。弾けんばかりの笑顔です。

 

さて、今夜の広島戦ですが、デイビーズが好投。6回以降まで投げると失点をする事が多かったですが、今日は初回の失点のみで7回まで投げ切りました。好調の広島打線を1点に抑えたのは評価できます。ところどころ、突然制球をなくし、四球を出したりするので、絶対的な信頼は置けませんが、5〜6回まで試合を作る能力は安定しています。来季も契約を結ぶのか、球団は判断に迷うところでしょうね。

 

打線はクリーンアップが無安打。その代わり、西浦が2打席連続のタイムリーを放ち、勝利を呼び込みました。

1本目は内角のシュートをライトへ、2本目は低めのスライダーをレフトへ。日々成長がしているのが感じられ、頼もしい限りです。

 

昨日は体調不良でベンチを外れていた今浪ですが、甲状腺機能低下で登録を抹消。ここまで代打でもスタメンでも勝負強い打撃を披露し、けが人の穴を埋めてくれていましたが、ここで悔しくもダウン。

代わりに上がってきた藤井が今季初スタメン。しかも不慣れなサードでしたが、難しいショートバウンドの打球を上手く合わせゲッツーを取り、また打撃では2安打を放ちアピールに成功しました。今まであまり、よく見たことありませんでしたが、足が速く、打席での雰囲気も悪くありません。内外野、捕手とユーティリティ性もあるので、伸び悩む中堅の外野陣を脅かして欲しいと思います。

 

明日も17:00から広島戦。先発は山中ですが、今季は広島相手に0勝3敗、防御率7.31と苦手としています。ここまで打ち込まれてきた雪辱を晴らすような投球が見たいところ。

そろそろ山田のホームランも見たいですね。神宮に綺麗なアーチが描かれるのを期待しましょう。

 

ではまた。

東京ヤクルト こいつだけには打たれたくない打者に打たれ敗戦

こんにちは。

「絶対に負けられない戦いがここにある」とおきまりの煽り文句で始まったサッカーW杯の最終予選ですが、まさかのホームで敗戦。レフリーの判定に疑問が残る試合ではありましたが、チームにとってはかなり痛い結果でした。

 

さて、逆転でのCS出場に向けて一戦一戦が「負けられない戦い」のヤクルトですが、昨晩は首位独走中の広島に力負け。連勝とはいきませんでした。

 

先発石川は序盤からランナーを出す厳しい投球でしたが、持ち前の粘り強さで無失点で切り抜け援護を待ちます。するとここ最近好調の荒木が先制弾、鵜久森がタイムリーと石川を援護。これで石川のかわす投球で広島打線を術中にはめられると思った矢先、石川の方が落とし穴にはまってしまいました。

 

打点王争いでトップを走る新井にスリーラン、首位打者争いで2位の鈴木にはソロホームランと山田のタイトル争いにおいては絶対に打たれたくない二人に被弾したのは痛かった。しかも二死走者なしからの4失点ですから本当にもったいない。

昨シーズンのヤクルトのように、広島は上位打線を固定できており、田中・菊池・丸ときっちりと自分の役割を把握してプレーしているのは大きいですね。

 

それにしても阪神時代は併殺王の名を欲しいままにしていた新井の覚醒ぶりは、凄まじいですね。鈴木のように若い選手が突然ブレークする事はありますが、超が付くほどのベテランがここまで数字を上げてくるのは非常に珍しいケース。今年シーズンを棒に振った畠山にも同じような復活を期待したいものです。

 

残念ながら横浜が阪神を下したので、差は2ゲームに広がりました。

今日はデイビーズvs黒田と厳しいマッチアップですが、前回の黒田との対戦と違い、彼をよく打っている山田がいます。昨シーズンのように打って、走って黒田を攻略して欲しいですね。

 

ではまた。

東京ヤクルト 秋風が吹き始める頃

こんにちは。

今日から9月。日中は暑くても朝晩は気持ちの良い風が吹く季節となりました。

 

プロ野球選手にとっては、優勝やCS出場権、または個人タイトルの獲得を目指しラストスパートをかける時期。セ・リーグのCS争い、パ・リーグの優勝争いなど見どころが多く残っていますが、それとは別に来シーズンへの生き残りをかけた戦いも終盤に近づいています。

 

既に阪神の福原に戦力外通告が出た、またロッテのサブローが引退と報道されましたが、球団は来シーズンの戦力整備に向けた計画を進めるとともに、そこから漏れた選手には引退を勧めたり、戦力外通告をすることになります。長くチームに貢献した選手には引退試合を企画したり、コーチなどのポジションを用意することで自ら現役を退くことを勧めますが、それ以外の選手には「戦力外」という非情に辛い宣告がされます。自ら引退を決められる選手は、本当に限られた人数で、割合としては10%以下でしょう。

 

当然ヤクルトでも同じことが水面下で進んでおり、球団からの電話が鳴るのを戦々恐々と待っている(待ってはいないけど)選手が多くいます。毎年ドラフトで6人前後、トレードや他チームを戦力外になった選手を獲得する数が2~3人ですから、10人近くの選手がチームから離れることになります。

今回はそのリストに入りそうな選手をピックアップ。もしお気に入りの選手がいれば、神宮、戸田に限らず早めにユニフォーム姿を観に行くことをお勧めします。

 

■危険水域

 

武内晋一(33歳)

生え抜きの11年目。出場試合数25は、昨シーズンの3分の1。畠山が離脱しても、鵜久森や今浪など他のポジションからコンバートされた選手がファーストを務め、出番が無くなっている。

 

森岡良介(32歳)

一昨年まで選手会長を務めたチームのムードメーカー。今期は打率0.67と、昨シーズンにも増して絶不調。大引、今浪だけではなく、西浦、谷内と若手の台頭もあり出番が激減。

 

田中雅彦(34歳)井野卓(33歳)

ともに他球団から移籍してきたベテラン捕手。中村が離脱した場合のバックアップ要員として重宝されてきたが、西田の台頭もあり、どちらかは退団する可能性が高い。今シーズン、田中は出場試合ゼロ、井野は2試合のみ。

 

ペレス(31歳)

今シーズン加わった、ドミニカ共和国出身の左腕。私も期待しましたが、好調だったのは春先のみ。球に力があるものの、コントロールが悪すぎた。外国人枠の問題もあるので、このまま退団になる可能性が高い。

 

寺田哲也(29歳)

即戦力として期待されての入団だったが、2年間で実績はほとんど残せていない。今シーズンは初先発を任されるも、2イニングもたず降板。29歳という年齢もあり、かなり危ない立場。

 

中元勇作(28歳)

寺田同様、まだ2年目の投手だが、既に28歳と若くない。今シーズンはファームでも全く登板しておらず、このまま退団の可能性が高い。

 

木谷良平(27歳)

2013年、2014年は20試合以上登板していたが、昨年度は2試合、今年度はわずか1試合しか登板せず、厳しい状況。二軍ではコンスタントに登板しているので、ここから逆転での残留を目指す。

 

■注意水域

田中浩康(34歳)

かつてのレギュラー二塁手も年々出場試合数を減らし、今期はここまで31試合。近年はファーストや代打での出場が多いが、打率.188と結果残せず。右の控えというポジションでは、鵜久森、飯原、西田(控え時)の後塵を廃しており、この辺で活躍しないと戦力外になる可能性もある。

 

飯原誉士(33歳)

浩康同様、生え抜きの元レギュラー選手。今シーズンは菅野から打った本塁打が印象的だが、打率は.232、本塁打3本にとどまっている。外野陣の構成から今オフは戦力外にならないと思うが、安全圏に逃げ込めるような活躍を残り試合で期待。

 

ジェフン(26歳)

今シーズン途中に四国の独立リーグから獲得した外野手。力強い打撃が売りだが、穴が多い。年俸が安いこともあり、もう一年様子を見る可能性はある。新規に獲得予定となっている外国人選手次第。

 

川上竜平(23歳)

かつてのドラフト1位もここまで一軍での出場はゼロ。昨シーズンに背番号を変更させられ、背水の陣で望んだ今シーズンだが、ファームでの打率は.212。若さで残れるか否かの分水嶺

  

新垣渚(36歳)

昨シーズンは台所事情が苦しい時に救ってくれたが、今シーズンの登板はわずか6試合。二軍ではコンスタントに登板しているので、今オフでの解雇は逃れられるか。

 

成瀬善久(31歳)

ローテを任せられる投手としてロッテからFAで獲得するも、年俸に見合った活躍は全く見せていない。契約が切れる今オフは、年俸次第か。残留しても大幅に減俸される可能性が高い。

 

このリストに入ったからといって、もちろん退団が決まったわけではありません。勝手に私が抽出したリストですから。残り試合でここから抜けだすような活躍を期待しています。

 

ではまた。

 

 

東京ヤクルト エース復活

こんばんは。

今日で8月も終わり。本当に時が経つのは早いもんですね。あと4ヶ月でお正月って想像できます?

 

さて、後半になって調子を上げてきた小川ですが、今日は特に素晴らしいピッチングを披露。小川にとっては今シーズン初の完封(チームでは山中に続いて2試合目)、また自身初の3試合完投勝利と言うことなしの内容でした。

前半戦の不甲斐ない投球が続いていた時には、「小川はもうエースとは認めない」と辛辣なコメントを書いていましたが、最近の投球を見ればエース復活と言わざるをえないでしょう。夏場で救援陣に疲労がたまっている時期に一人で投げきってくれるのは本当に助かっているはずです。

この一週間で山中、小川が完投、石川もニアリー完投と前半戦の投壊は何だったのか?と突っ込みたくなる程の安定感。9月のCS争いに向けて万全の体制で臨めそうです。

 

攻撃陣も11安打と気を吐きました。大量得点とはいきませんでしたが、チャンスできっちりとタイムリーが出ましたし、珍しく足でかき回しての得点もあり、富山のヤクルトファンも満足したことでしょう。

特に嬉しかったのは上田のタイムリー。正直、満塁でバレンティンがアウトになり、低打率にあえぐ上田が打席に立ったので(私は今浪を代打に出すべきと思っていた)期待をしていなかったのですが、起死回生のライトオーバーのツーベースヒット。ベテラン、若手に比べ存在感が薄かった中堅陣も活躍してくると、ジェット噴射となりAクラス入りがグッと近づいてくると思います。

 

明日は移動日で、明後日からは首位広島戦。ここまでブレーキというブレーキが無いまま首位を独走する広島。ここに来て更にその勢いが増していますが、ヤクルトもこの大切な時期に負けるわけにはいきません。好調チーム同士のがっちりと組んだ好ゲームを期待しましょう。

 

ではまた。

東京ヤクルト 杉浦、成長せず連勝止まる

こんばんは。

台風襲来に戦々兢々としていましたが、結局東京へは大した影響なく、過ぎ去って行きました。しかし岩手の方は大変のようですね。東北地方の方はくれぐれもご注意下さい。

 

さて、福井で行われた巨人との一戦ですが、2-5で敗れました。5連勝中のヤクルトと5連敗中の巨人と対照的なチーム状態での対戦でしたが、杉浦の拙い投球がそのハンデを台無しにしてしまいました。

初回から巨人に打線をつながれ2失点。山田のタイムリーで追いついた直後のイニングに、またも2失点。

最も警戒しなくてはならない坂本相手にカウント0-2と追い込んでいるのにも関わらず、ストライクゾーンに甘い変化球を投げ打たれたり、一球の大切さが全く伝わってこない背信投球。まぁ、阪神の藤浪よりはマシでしたが(初回に7失点)、この残り20試合という大切なシーズン終盤で先発する実力がない事を露呈しました。彼が成長してくれないと、中長期的には困ってしまうのですが…

 

打線も山田のタイムリー以外は単調。序盤は菅野相手に安打は出すもののつながらず、中盤は5打者連続三振に打ち取られるなど手玉に取られました。

 

今日は中村の地元試合ということもあり、スタメンマスクをかぶりましたが、攻守ともに精彩ありませんでしたね。2打数無安打にパスボール。盗塁も決められ、故郷に錦を飾ることができませんでした。たまたま相手との組み合わせや味方投手の調子によるとは思うのですが、それでも明らかに中村よりも西田がスタメンの時の方が勝率が高いので、今シーズンは西田をスタメンで固定して欲しいと思います。西田の打撃の調子も落ちてきていますが、それでも打率2割以下の中村よりは期待が出来るものです。

 

幸いにも横浜も破れたので、差は広がらず2.5ゲーム差のまま。

明日は後半戦になって調子を上げてきた小川が先発。何とか連敗を避けて、神宮に戻ってきてもらいたいものです。

 

ではまた。

東京ヤクルト 山中が対阪神戦連続完投勝利

こんばんは。

子供にとっては夏休み最後の週末でしたが、あいにくの天気。たまにはゆっくり家で過ごすのもいいものです。

 

さて、今夜の対阪神三連戦最後の試合。

山中の素晴らしい投球で、対阪神連続の完投勝利。なんと27個のアウトの内、17個をフライでアウトに取り、まさに山中ワールドの投球内容でした。昨日は石川の140キロに満たないスピードでの投球を褒めましたが、山中は130キロもほとんど出ていませんね。それでいてバットの芯を外し、ポップフライを打たせられる技術は秀逸。ピッチングはスピードだけではないというのを、二夜連続で見せられました。

 

打線はチャンスを作るものの中々得点できずにいましたが、5回に見せた集中打はお見事。好調のバレンティン、後半戦スタメン出場を続けている西浦のタイムリーヒットで3得点。シーズンの残り20試合弱となってようやく打線が繋がるようになりました。

大引の腰の状態が悪いのか(打撃の調子も良くないけども)、遊撃手としてのスタメン出場も増えており、このまま来シーズンはレギュラー争いに持ち込めそうなレベルまでは来ていますね。気が早いですが、来シーズンの一つの楽しみと言えます。

 

チームはこれで5連勝。もしDeNAが敗れれば、差は1.5ゲームまで肉薄します。(現地点で巨人相手に1-2でビハインド)CSすら望めないようなどん底状態からよくここまで上がってきました。

 

明日は移動日で、火曜日からは北陸で巨人と2連戦。最近の巨人の調子は非常に悪いですから、連勝して8月を締めくくって欲しいものですね。

 

ではまた。