東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 廣岡がプロ初打席で本塁打

こんばんは。

今日のDeNA戦は三浦の引退登板ということで、異様な雰囲気でしたね。プロ野球界で25年間も活躍してきた大先輩の引退試合の相手をするのは、ヤクルトナインとしてはやりにくかったことでしょう。それでも、手を抜くことなく、10点をもぎ取ったのはプロとして正しい姿勢だったと思います。

(最後の打者となった雄平の空振り三振はご愛嬌)

 

それにしてもプロ野球界を見渡せば私より年上は数えるほど。幼少期に甲子園で躍動するお兄さんたちに憧れボールを握り、いつしか自分が高校野球児となって甲子園を目指し、気づいたら甲子園児ははるか年下で、それどころか同年代でプロの第一線で活躍しているのはほんの一握り。今では子供たちの方が甲子園児の年齢に近いのですから、年をとるのは本当に早いものです。

 

43歳の三浦からプロ初本塁打を放った廣岡はまだ19歳。三浦がプロ野球に入った時はまだ生まれていませんでした。時代は移るのです。

 

智辯学園から入団したプロ1年目の今季、ファームではチーム最多となる113試合に出場し、早くから将来の主力候補として期待されていました。既に消化試合とはいえ、超満員、しかも三浦の引退試合という特別な雰囲気の中、初打席で本塁打をかっ飛ばすとはいい度胸をしています。何が良いかって、フルスイングができることでしょう。滅茶苦茶に振っている感はありますが、プロで経験を積んでも体がよじれるほど、フルスイングできる人は多くありません。皆三振が怖いのでボールに当てにいってしまうのですが、彼は初打席からしっかりとバットを振ることができていました。

 

このまま来季につながるのかはまだ分かりませんが、楽しみな選手が出てきたのは間違いありません。

 

今日は西浦も本塁打を放ち、来シーズン以降は内野手のレギュラー争いが激化するのではないかと思います。今シーズン、ほとんど試合に出れなかった畠山もおちおちしていると、川端や西田がファーストでレギュラーなんてことも考えられます。

 

それに対し、酷いのは投手陣。今シーズンの戦犯とも言える、杉浦、石山が登板しましたが、散々の内容で、見られたものではありませんでした。

この二人はドラフト上位で入団し、潜在能力はあるので、主力投手になってもらわなくてはならないのに、今シーズンは毎度毎度期待を裏切りました。この二人の後に投げた館山の投球を見ると、来シーズンも過度な期待は出来なさそうです。ですので、若いこの二人が計算できるようになってくれないと、来年以降もBクラスに低迷してしまう可能性が十分にあるのです。

二人には今オフ、徹底的に鍛え上げ、来シーズンは最低でもローテーションを1年間守り続けらられるだけの技術、体力をつけてきてもらいたいと思います。

 

残り試合は土曜日の広島戦のみとなりました。今季を締めくくる最終戦、選手には悔いのないプレーを見せて欲しいと思います。

 

ではまた。