東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 秋風が吹き始める頃

こんにちは。

今日から9月。日中は暑くても朝晩は気持ちの良い風が吹く季節となりました。

 

プロ野球選手にとっては、優勝やCS出場権、または個人タイトルの獲得を目指しラストスパートをかける時期。セ・リーグのCS争い、パ・リーグの優勝争いなど見どころが多く残っていますが、それとは別に来シーズンへの生き残りをかけた戦いも終盤に近づいています。

 

既に阪神の福原に戦力外通告が出た、またロッテのサブローが引退と報道されましたが、球団は来シーズンの戦力整備に向けた計画を進めるとともに、そこから漏れた選手には引退を勧めたり、戦力外通告をすることになります。長くチームに貢献した選手には引退試合を企画したり、コーチなどのポジションを用意することで自ら現役を退くことを勧めますが、それ以外の選手には「戦力外」という非情に辛い宣告がされます。自ら引退を決められる選手は、本当に限られた人数で、割合としては10%以下でしょう。

 

当然ヤクルトでも同じことが水面下で進んでおり、球団からの電話が鳴るのを戦々恐々と待っている(待ってはいないけど)選手が多くいます。毎年ドラフトで6人前後、トレードや他チームを戦力外になった選手を獲得する数が2~3人ですから、10人近くの選手がチームから離れることになります。

今回はそのリストに入りそうな選手をピックアップ。もしお気に入りの選手がいれば、神宮、戸田に限らず早めにユニフォーム姿を観に行くことをお勧めします。

 

■危険水域

 

武内晋一(33歳)

生え抜きの11年目。出場試合数25は、昨シーズンの3分の1。畠山が離脱しても、鵜久森や今浪など他のポジションからコンバートされた選手がファーストを務め、出番が無くなっている。

 

森岡良介(32歳)

一昨年まで選手会長を務めたチームのムードメーカー。今期は打率0.67と、昨シーズンにも増して絶不調。大引、今浪だけではなく、西浦、谷内と若手の台頭もあり出番が激減。

 

田中雅彦(34歳)井野卓(33歳)

ともに他球団から移籍してきたベテラン捕手。中村が離脱した場合のバックアップ要員として重宝されてきたが、西田の台頭もあり、どちらかは退団する可能性が高い。今シーズン、田中は出場試合ゼロ、井野は2試合のみ。

 

ペレス(31歳)

今シーズン加わった、ドミニカ共和国出身の左腕。私も期待しましたが、好調だったのは春先のみ。球に力があるものの、コントロールが悪すぎた。外国人枠の問題もあるので、このまま退団になる可能性が高い。

 

寺田哲也(29歳)

即戦力として期待されての入団だったが、2年間で実績はほとんど残せていない。今シーズンは初先発を任されるも、2イニングもたず降板。29歳という年齢もあり、かなり危ない立場。

 

中元勇作(28歳)

寺田同様、まだ2年目の投手だが、既に28歳と若くない。今シーズンはファームでも全く登板しておらず、このまま退団の可能性が高い。

 

木谷良平(27歳)

2013年、2014年は20試合以上登板していたが、昨年度は2試合、今年度はわずか1試合しか登板せず、厳しい状況。二軍ではコンスタントに登板しているので、ここから逆転での残留を目指す。

 

■注意水域

田中浩康(34歳)

かつてのレギュラー二塁手も年々出場試合数を減らし、今期はここまで31試合。近年はファーストや代打での出場が多いが、打率.188と結果残せず。右の控えというポジションでは、鵜久森、飯原、西田(控え時)の後塵を廃しており、この辺で活躍しないと戦力外になる可能性もある。

 

飯原誉士(33歳)

浩康同様、生え抜きの元レギュラー選手。今シーズンは菅野から打った本塁打が印象的だが、打率は.232、本塁打3本にとどまっている。外野陣の構成から今オフは戦力外にならないと思うが、安全圏に逃げ込めるような活躍を残り試合で期待。

 

ジェフン(26歳)

今シーズン途中に四国の独立リーグから獲得した外野手。力強い打撃が売りだが、穴が多い。年俸が安いこともあり、もう一年様子を見る可能性はある。新規に獲得予定となっている外国人選手次第。

 

川上竜平(23歳)

かつてのドラフト1位もここまで一軍での出場はゼロ。昨シーズンに背番号を変更させられ、背水の陣で望んだ今シーズンだが、ファームでの打率は.212。若さで残れるか否かの分水嶺

  

新垣渚(36歳)

昨シーズンは台所事情が苦しい時に救ってくれたが、今シーズンの登板はわずか6試合。二軍ではコンスタントに登板しているので、今オフでの解雇は逃れられるか。

 

成瀬善久(31歳)

ローテを任せられる投手としてロッテからFAで獲得するも、年俸に見合った活躍は全く見せていない。契約が切れる今オフは、年俸次第か。残留しても大幅に減俸される可能性が高い。

 

このリストに入ったからといって、もちろん退団が決まったわけではありません。勝手に私が抽出したリストですから。残り試合でここから抜けだすような活躍を期待しています。

 

ではまた。