東京ヤクルト 石川離脱で更に先発投手が枯渇
こんにちは。
約一ヶ月前は投手陣が完全に崩壊し、もう今年はダメかぁと思っていましたが、そこから1週間も経たず、投手陣が急回復。GWの前半頃までは、ついにヤクルトが上昇気流に乗ったかと感じさせましたが、結局1ヶ月経過した今、元の木阿弥となっているチーム状態です。
さらに悪いことは重なり、石川がふくらはぎ痛で登録抹消。
ヤクルトの石川雅規投手が22日、左ふくらはぎ痛のため出場選手登録から外れた。
24日の阪神戦(神宮)に向けて練習したが状態が思わしくなく、真中監督は「動いてみて、2日後に投げるのは難しいと判断した」と説明した。石川は今季9試合に登板し、チーム最多の4勝を挙げている。
開幕前ローテの三本柱と期待された、館山、石川、小川の内、2人が離脱し、残りも一人も柱とは到底呼べぬ不安定ぶりで、2年連続で最下位になったシーズンよりも酷い状況に陥ってしまいました。
こちらが主に先発で登板している投手の成績表。
ご覧のとおり、防御率4点未満の投手は皆無。規定投球回数は小川、石川、原の3人がクリアーしていますが、セ・リーグの規定投球回数を投げている投手の防御率下位5人に全員入っています。
中日は規定投球回数をクリアーしているのは若松一人で、彼の防御率は4.44とブービーですが(原が最下位)、ジョーダン、バルデズなどが最近になって上がり調子にイニングを稼げるようになっており、チーム防御率では約1点も離されています。
石川、原を下げても下から上げてこれるような投手がいないのも悩みに輪をかけています。昨日登板した風張もストレートには力がありますが、変化球はからきしダメで、ランナーが貯まるとストライクを取るのすら危うい状態。
2軍メンバーを見ると、最もイニングを投げている、八木、また怪我で戦線離脱していたデイビーズを前倒しで上げてくるしかないですね。昨シーズンまで1軍で投げていた、古野、徳山はほとんど投げていないですし、2軍調整中の杉浦も4月26日の試合を最後に投げていません。本当に選手いないなぁ。
八木とデイビーズに救世主になってもらう、または先月のように調子が確変することを祈るしか今はなさそうです。
幸いなことに各チームが潰し合いをしているおかげで、最下位とはいえ首位の広島とはわずか4.5ゲーム差。まだまだ諦める状況ではありません。
交流戦を前に調子を取り戻して欲しいものです。
ではまた。