東京ヤクルト 由規と平井の現状
こんにちは。
5月も半ばを迎え、育成選手契約の選手はそろそろ結果を残さなければならない時期となってきました。
開幕当初ヤクルトには中島、由規、平井と3人の育成選手契約の選手がいましたが、先日中島が支配下選手登録に切り替わり、現状は由規と平井の二人のみです。
育成選手契約の選手が支配下選手登録される期限は7月末日となっていますので、残り約一ヶ月半。それまでに球団から評価をされないと、今シーズン中の支配下選手登録への昇格は見送られることになります。
では由規と平井のここまでの成績を見てみましょう。(2016年度)
■由規
ここまで5試合に登板し、防御率は3.94。2イニングから徐々に投球イニングを伸ばし、一昨日は先発で5イニングを投げました。2軍相手とはいえ、5イニングで自責点1はまずまずの結果と言えるでしょう。投球数は86球。
これからも少しずつ投球数を増やしていき、7月までには最低100球を投げられるような状態に持って行って欲しいものです。
やや気になるのは登板間隔。約2週間に1回の登板で、まだ登板後の身体の状態を確認しながら投げているのでしょう。仮に支配下選手登録されたとしてもいきなりローテーションに入るわけではありませんから、それほど間隔が長い事自体は気になりませんが、身体に不調をきたしていないか心配な所です。
■平井
由規と異なり、登板間隔が短く、その代わり1イニング限定とブルペン投手として実践的な登板をしています。ここまで13試合に登板し、防御率は1.38。ここ8試合は無失点の投球を見せています。
被安打が多くなかなか3人で終わらせることが出来ていませんが、気温が上がり、怪我持ちの選手とすれば不安なく投げられる季節に入ってきましたので、一層の奮起を期待したいものです。
現在の支配下選手登録数は67人で、最大人数の70人までは枠が空いています。幸いにも新外国人選手がまずまずの成績を残しているので(特にルーキ)、他球団のように緊急補強する可能性は低そうです。
ですので、由規・平井を支配下選手登録を勝ち取るためには、後は実力のみ。
勝ちゲーム用の継投投手はほぼ埋まっていますが、それ以外のポジションはいくらでも空いています。
二人が支配下選手登録を勝ち取り、神宮マウンドでの勇姿をもう一度見たいものです。
頑張れ由規&平井!
ではまた。