東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 対戦相手チームが一巡して

こんにちは。

時差ボケと花粉症の薬の服用で目眩が起きそうなほど眠たいパラドックスです。

 

さて開幕から約半月が経過し、セ・リーグの相手チームとの対戦は一巡しました。ここでこれまでの成績と状況について書いておきましょう。

 

ヤクルトは14試合を消化し、残念ながら単独最下位と低迷しています。幸いにも飛び抜けて高い勝率を残したチームがいませんが、それでも首位の巨人とは4.5ゲーム差を付けられています。

 

出典:スポナビ

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■投手

成績を見ての通り、一番の誤算は投手陣の崩壊です。他チームの防御率が総じて3点台に収まっているのに対し、ヤクルトの防御率は5.24とぶっちぎりの最下位です。それに伴い、失点数も73とこちらも最下位の成績。また、上表には記載されていませんが、被本塁打数が21本とリーグ5位のDeNA(12本)の倍近く打たれています。

こちらが先発した投手の試合ごとの成績と10日の試合が終わった時点での総合成績。

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チームは4勝をあげていますが、勝ち星は全て先発投手についています。その内、二勝が小川、残り1勝ずつを成瀬、石川が上げています。小川は完投勝ちを収めるなどエースとしての活躍を見せていますが、他の投手は総じて低迷。先発投手が6回まで投げ切ったのがわずか7試合と半数の試合で早めにマウンドを後にしており、ブルペン陣への負担が大きくなっているのが読み取れます。

 

こちらはブルペン陣の成績。外国人トリオが期待通りの成績を残してくれているのが救いですが、当初勝利の方程式に入ってくる予定だった秋吉、先発から救援に回っている杉浦を始め、古野、徳山と不振に陥っている選手が多くいます。4勝が全て先発投手についているのは、先発投手が好投しているのではなく、競った試合で出てくる投手が打ち込まれ、逆転勝ちを収めることが出来ていないのが現状です。

そんな中、地味に頑張っているのが村中。今年の成績如何によっては選手生命が危うい場所まで追い込まれていますが、ここまで6試合に登板し、防御率2.84と及第点。元々能力はあり、イニングを稼ぐことが出来る投手なので、彼の投球が安定し、外国人トリオにつなぐまでの所を担ってくると大きな助けになりそうです。兎に角与四球での自滅だけはやめて欲しい。

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■野手

チーム打率は.271とリーグ2位と持ち前の打撃力は健在です。

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川端、山田が開幕から好調で、それぞろリーグ1位、7位のところにつけています。今年も二人がタイトル争いに絡んでくるのは間違いないでしょう。またオリックスから加入した坂口も開幕当初は慣れぬ6番で戸惑っているようでしたが、1番に定着してからは持ち前の巧打を披露し、打率3割をキープ。

怪我で開幕当初は2軍にいたバレンティンも復帰し、打率.304、2本塁打と思っていた以上に状態良くチームに入りました。

その割に得点が伸びていないのは(得点数はリーグ3位で、打率.243の阪神より下)、4番畠山、8番中村が本来の力を発揮していないからでしょう。打点王を獲得した畠山ですが、ぶっつけ本番で1軍の公式戦に参加したせいか、打率.241に0本塁打となっています。打点もわずか6と、彼の前を打つ1~3番が好調な割に点が増えていないのは彼本来の打撃が出来ていないからでしょう。いつも書いていますが、チャンスに必ずしもヒットを打つ必要がなく、犠飛を打つことで得点を増やすことが出来ます。本来畠山はこのような打撃を得意とする選手なので(犠飛はまだゼロ)、焦ってクリーンヒットばかりを狙うのではなく、打点重視に回帰してもらいたいものです。

 

もう一人の問題児は中村。前回のエントリーに書きましたが、一度スタメンから外すのも荒治療としてはありでしょう。一昨年までは3割近い打率を残せていたので、素地はいいものがあるはずです。投手陣の崩壊から打撃に集中できないのでしょうが、逆に彼が打っていれば逆転や試合を決められるシーンも多くありました。せっかく1~7番までが好調でも、8・9番が自動アウトでは相手投手へのプレッシャーが薄れてしまいます。もう一度打撃への意識を高めて欲しいと思います。

 

さて、今日からは開幕カードで苦汁を飲まされたジャイアンツ戦。前回阪神戦で炎上しているポレダを打ち崩し、まずは初戦を飾って欲しいですね。久しぶりにテレビ前で応援します。

 

GO GO スワローズ!

ではまた。