東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト連覇への道 2016年攻撃陣の見どころは5つ (中編)

 こんにちは。

今回は2016年攻撃陣の見どころは5つの中編です。(前編はこちら

 

見どころの2つ目は、「センターのレギュラーをつかむ選手は誰か?」です。

 

昨シーズンは比屋根が48試合、上田が47試合スタメンで出場しましたが、共にレギュラー獲得には至りませんでした。レフトのバレンティン、ライトの雄平はレギュラーとして考えられているでしょうから、残りの野手は一斉にこのポジションを狙いに行きます。

 

比屋根と上田はタイプが似ているので、もしどちらかがレギュラーを獲得、もしくは去年同様に半々で出場するようであれば、1番打者として出場する可能性が高く、昨シーズンの打順を周到することとなるでしょう。

しかし、オリックスから入団した坂口が往年の力を発揮しレギュラーを奪うようですと、比屋根・上田よりも長打力がある分、走力は落ちるので、山田が一番に回る可能性も十分に考えられます。

また比屋根or上田と坂口が好調な場合、雄平もうかうかしていられなくなります。一昨年の成績ならともかく、昨年の成績なら坂口をライトに回し、比屋根か上田がセンターで出場という選択肢も出てくるでしょう。これは昨年さっぱりだった飯原、トライアウトから這い上がってきた鵜久森にとっても同じこと。雄平が躓いた時に即そのポジションを奪えるよう準備を進めて欲しいですね。

 

センターに誰が入るのかによって打順に大きな影響を与えるので、これは要注目の一つです。

 

 

次に、3つ目の見どころは「代打の神が現れるか?」

こちらが昨シーズンのチーム別代打成績。

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セ・リーグの中で下から二番目の成功率21.0%に終わっています。シーズン終盤で、ここで一打出れば勝ちが決まるという場面で出てくる代打陣がことごとくアウトに取られていく様にヤキモキしたファンも多かったはず。

こちらは、選手別の代打成績です。

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10打数以上で、リーグ平均を超えたのは今浪だけ・・・ユウイチが数年間代打の切り札として活躍していましたが、昨年の成績はイマイチでしたし、しかも既に引退。新たな「神」が必要です。

今浪はシーズン終盤~日本シリーズで存在感を示し、大引からレギュラーを奪う可能性もありますので、代打専門とはならないでしょう。打数で考えると、田中、森岡、荒木ですが・・・

ここは新加入の鵜久森に期待してみようと思います。ヤクルトの代打陣にはなかったパンチ力が最大の魅力。甲子園を沸かせた打棒を復活させて欲しいものです。

 

ちなみに20打数以上代打として出場した選手で、打率が最も高かったのは、中日の藤井で.429、続いて高橋(巨人).395、荒木(阪神).381と続きます。

 

見たいぞ、新代打の神の一発でサヨナラ勝ちという試合を!

 

ではまた。