東京ヤクルト連覇への道 2016年投手陣の見どころは3つ(後編)
こんにちは。
今回は2016年投手陣の見どころの3つ目についてのエントリーです。
まず前編から使っている予想されるポジション表を再掲。
見どころの3つ目は「がっかりドラフトと呼ばれる、2年目の選手がリベンジできるか」です。
ヤクルトファン内では史上最悪との呼び声も高い2014年のドラフト。こちらがそのドラフトで入団した選手のリストです。
1位 | 竹下 真吾 | ヤマハ | 投手 |
2位 | 風張 蓮 | 東農大北海道 | 投手 |
3位 | 山川 晃司 | 福岡工大城東高 | 捕手 |
4位 | 寺田 哲也 | 四国IL香川 | 投手 |
5位 | 中元 勇作 | 伯和ビクトリーズ | 投手 |
6位 | 土肥 寛昌 | ホンダ鈴鹿 | 投手 |
7位 | 原 泉 | 第一工大 | 外野手 |
育1 | 中島 彰吾 | 福岡大 | 投手 |
2014年度はリーグ2年連続で最下位。山田、雄平がブレークし、攻撃力は他を寄せ付けないまでに成長した反面、投手陣は崩壊。素人目にも投手力の強化が必須なのは明らかでした。
2014年シーズン終了後に就任した真中監督も当然の事ながら「即戦力投手の獲得」を第一目標にドラフトに望み、結果育成契約を含む8選手のうち、6人を社会人、大学、独立リーグから獲得しました。
が・・・
結果はこの通り。
竹下 → 一軍での登板ゼロ。二軍でも防御率9.16。6月2日以降は登板なし。
風張 → 5月に神宮で先発デビューするが、わずか8球で危険球退場。二軍での防御率は3.96。
寺田 → 8月に先発でデビュー。3回を無失点に終えるものの、被安打2、与四球5と不安定な内容で、74球を費やす。二軍ではコンスタントに投げ、防御率4.53。
中本 → 一軍での登板はなし。二軍では42試合に投げ、防御率4.67。
土肥 → 一軍での登板はなし。二軍では37試合に投げるものの、防御率は5.91。
中島 → 育成選手契約なので一軍での登板はなし。二軍では12試合に投げ、防御率は1.38。
いやー改めて結果の酷さに驚きますね。一軍どころか、二軍相手にすら通用していない。私のポジション表に彼らの名前がないのも頷いて頂けることでしょう。優勝には即戦力投手が必要と獲得したのに、全く機能せず、それでいて優勝してしまったのですから皮肉なものです。
が、まだ彼らにとっては1シーズンが終わっただけ。この屈辱をバネに「失敗ドラフトと呼ばれたことがあったね」と言われるような活躍を期待したいもの。
全員でなくていいんです、たった一人でいいので戦力になってほしい。
頑張れ2014組!
ではまた。