東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト連覇への道 2016年投手陣の見どころは3つ (前編)

こんにちは。

 

今回は2016年の投手陣構成についてのエントリーです。既に昨年11月にオフの補強に向け現状分析をしましたが、その後新入団選手、退団選手がありましたので、その続編という位置づけとなります。

(チーム構成の現状と課題 投手編1投手編2

 

まず下表が今年契約をしている選手のリストと年齢構成です。

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バーネット、ロマンといった昨シーズンの優勝に大きく貢献してくれた選手を含め、計6人が退団しました。反対にドラフトから4人、新外国人選手3人が新たにチームに加入。平均年齢は27.5歳→26.7歳と若干若返りました。

 

次に予想される主力選手のポジション表を。太字の選手は過去の実績により、ボジションが確定に近い選手です。

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 2016年投手陣のみどころはずばり3つ。

1. 先発投手陣が強化されているか

2. ROBに代わる救援陣が整備できるか

3. がっかりドラフトと呼ばれる、2年目の選手がリベンジできるか

 

まず先発ですが、実績と実力から、小川、館山、石川はローテ確定でしょう。3人が活躍してくれないと連覇はとても成し遂げられません。ここに昨シーズン終盤に実力の片鱗を見せた杉浦、メジャーで先発経験豊富なデイビーズが入ってくる可能性が高いでしょう。

杉浦は実力的には十分にやっていけると思いますが、兎に角怪我が多いのが問題点。故障無く、シーズンを通して投げることが出来れば、それなりの数字がついてくるのでしょう。

デイビーズは米国で先発での登板が多く、また過去に怪我をしている点からも先発での起用が有力です。投球映像を見る限りそれほど癖のないフォームをしているので、ある程度安定した投球を見せてくれそうな予感がします。ただそれほど貯金は期待できなさそうな。

 

先発ローテーションを6人で回すとなると、残り一枠を他の選手で争うことになります。力で言えば石山が近いと思うのですが、デイビーズが先発型、他にも成瀬、新垣、山中と救援では使いにくい選手が揃っているので、救援に回る可能性が高いのではないかと思っています。

 

私が最も期待しているのは新人の原樹理。既に完成度の高い投球を見せており、新人王候補として見ている人もいるようです。ヤクルトから新人王がでたのは過去8人。そのうち投手では、安田(72)、伊藤(93)、石川(02)、川島(04)、小川(13)の5人。ヤクルトファンなら忘れられない面々ばかり。ぜひこのメンバーに加わるような活躍を期待したいですね。

 

ちなみに144試合制(昨年は143試合)になった2007年以降、優勝チームの平均勝利数は81.6です。昨年のヤクルトは76勝ですから、さらに5勝の上積みを考えておかなければなりません。(最低勝利数は2011年中日の75勝)81勝のうち、最低でも約6割に当たる50勝を先発投手で稼いで欲しい所。(昨年のヤクルトは56%)

 

 こちらが勝手に期待する各先発投手の勝利数です。選手にとってはホント迷惑な話ですが・・・

 

小川 12

館山 10

石川 10

杉浦 10

デイビーズ 6

原  8

 

なんとローテ6人で56勝。どうです、楽観的すぎですか?

小川・館山・石川の三本柱は実績からいってこの程度の数字を上げる可能性は十分にあるでしょう。不確定要素が残るのが後の3人。3人で24勝を期待していますが、確かにやや贔屓目すぎるかもしれません。それでもここから少し勝ち星を減らしても、20勝ですよ。谷間を埋める先発がこれに5勝でもすれば、32+20+5=57、なんと57勝もあげちゃいます。

いやー連覇はもう目の前と言っても過言ではありません。

開幕が楽しみになってきました。

 

話が長くなりましたので、今回はここまで。

次回はみどころの2つめについて書きます。

ではまた。