東京ヤクルト 思い出に残る外国人選手トップ10(5位)
ミレッジのニュースで中断しましたが、企画の続きを。
思い出に残る外国人選手トップ10は、ついに5位まで来ました。
(番外編・10位~6位までの記事はこちら 番外編、10位、9位、8位、7位、6位)
すでに皆さんのお気に入り、思い出に残る選手は出てきましたか?結構古かったり、在籍年数が短い選手も出てきましたので、へぇ~こんな人いたんだぁと思われるプレーヤーもいたかもしれませんね。
5位より上位にランキングされる選手ですと、流石に知れた顔ぶればかりだと思いますが、年の瀬が迫るひと時、楽しんで頂ければ幸いです。
では5位の発表です。
ドゥルルルるる~♪ ドゥルルルるる~♪
第5位は、「トーマス・オマリー」。
阪神に4年、ヤクルトに2年在籍した強打者。関西でCMにも出ていたので元阪神としてのイメージを持っている方も多いですが、私にとっては1995年の日本一に大きく貢献してくれたので、思い入れの強い選手の一人です。
特に日本シリーズでオリックス・小林宏との対決は今でも語り草になっているほど白熱したものでした。その打席は結局三振に倒れますが、他の打席では持ち前の打棒を遺憾なく発揮し、日本シリーズでMVPを獲得。その年のセ・リーグMVPも手にしていたのでW受賞となりました。現在(2015年シリーズ終了時)でもヤクルトに在籍した外国人選手で、ペナントと日本シリーズのMVPをW受賞した選手はオマリーだけです。まさに私がバレンティンに期待している活躍振り。
プレースタイルは、中距離のアベレージヒッター。NPBに在籍した6年間は全て3割以上。また選球眼がよく、四球数が多かったため、4度も最高出塁率打者となっています。また三塁手としてゴールデングラブ賞を受賞した経歴も。守備範囲は広くないけど、グラブ捌きが良かったですね。攻守共に素晴らしい選手だったと思います。
60年代のアメリカから出てきたような雰囲気、ガムをクチャクチャ噛んで、ヘルメットを浅く被るスタイルも独特で印象的でした。
年度 | 球団 | 試合数 | 打席数 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打数 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
1991 |
阪神 | 130 | 537 | 476 | 61 | 146 | 29 | 0 | 21 | 238 | 81 | 0 | 1 | 0 | 2 | 57 | 1 | 2 | 83 | 10 | 0.307 | 0.382 | 0.500 | 0.882 |
1992 | 111 | 478 | 381 | 55 | 124 | 30 | 2 | 15 | 203 | 62 | 3 | 1 | 0 | 1 | 94 | 7 | 2 | 70 | 8 | 0.325 | 0.460 | 0.533 | 0.993 | |
1993 | 125 | 515 | 434 | 60 | 143 | 32 | 1 | 23 | 246 | 87 | 1 | 1 | 0 | 4 | 75 | 10 | 2 | 71 | 10 | 0.329 | 0.427 | 0.567 | 0.994 | |
1994 | 124 | 524 | 430 | 61 | 135 | 18 | 2 | 15 | 202 | 74 | 2 | 1 | 0 | 4 | 89 | 17 | 1 | 74 | 15 | 0.314 | 0.429 | 0.470 | 0.899 | |
1995 | ヤクルト | 125 | 524 | 421 | 83 | 127 | 20 | 0 | 31 | 240 | 87 | 6 | 6 | 0 | 5 | 96 | 23 | 2 | 57 | 8 | 0.302 | 0.429 | 0.570 | 0.999 |
1996 | 127 | 541 | 461 | 56 | 145 | 23 | 0 | 18 | 222 | 97 | 3 | 4 | 0 | 5 | 74 | 8 | 1 | 70 | 19 | 0.315 | 0.407 | 0.482 | 0.888 | |
NPB:6年 | 742 | 3119 | 2603 | 376 | 820 | 152 | 5 | 123 | 1351 | 488 | 15 | 14 | 0 | 21 | 485 | 66 | 10 | 425 | 70 | 0.315 | 0.422 | 0.519 | 0.941 |
三塁手でこの成績。(ヤクルトではファーストが主でしたが)今なら4〜5億の年俸を取れそうですね。 松田が抜けたらソフトバンクが速攻で獲りそう。
次回をお楽しみに〜
ではまた。