東京ヤクルト ミレッジの退団発表で2度目のビックリ!
こんにちは。
「思い出に残る外国人選手トップ10」を発表している最中ですが、「ミレッジ退団」のニュースが入ってきましたので、こちらのエントリーを。
身体能力は凄いが態度に問題ありという触れ込みで来日したミレッジ。いざ入団してみると、「悪童」との噂は何だったのかという優等生ぶりを発揮。常に全力プレーで、当時の小川監督にして「今まで見た外人選手の中で、1試合の中で力を出し切る能力は一番」と言わしめたほどです。
成績も1年目は3割、21本塁打と活躍。
が、その後は常に怪我に泣かされ、2年目以降は96試合、10試合、24試合と出場試合数を減らしていきました。今季もオープン戦で好調だったことから期待されたものの、肩痛が発生しリタイヤ。復帰後も雄平と激突するという不運に見舞われ再リタイヤ。デニングの入団&バレの復帰で完全に行き場を無くしました。
特に肩の具合が悪いままで、シートノックで見せる送球は山なり。打撃が復活してもバレンティンとミレッジに両翼を任せるのは、非常に不安定になるとファンの間では言われていました。
シーズンオフには真っ先にリリースされると思われていましたが、自由契約選手名簿に彼の名前は載らず、逆にデニングが自由契約になるという「1度目のビックリ」が発生。まともにプレー出来ない選手との契約延長はないだろうから、元々2年契約と言われていたものが、実は3年だったのではと推測されていました。
所が今頃になっての退団発表。これには「2度目のビックリ」ですよ。既に日本人選手の契約更改は全て終了し、優勝旅行からも帰国。タイミングとしては非常に違和感が残ります。球団が構想外にした為とありますが、「クリスマス直前にそれはないでしょと!」いうタイミングですので、もしかするとミレッジ側から退団の申し入れがあったのかもしれません。今後の動きで徐々に詳細が明らかになるでしょう。
積極的なプレースタイルは本当に好きだったので残念ですが、プレー出来ない選手に高年俸を払い続けるのは流石に無理なのでしようがありません。
最初からミレッジが退団する事が決まっていたら、デニングは残れたんじゃないかなぁ〜。
2年目に期待していたんだけど、給与安いし。
理由は兎も角、バレンティンのバックアップ探しは急務ですね。もちろん彼が完調ならいいのですが、常に足元に不安を抱えていますし、ライバルがいないと怠け癖が出てきますから。
それとオンドルセクの契約更改情報も出てこないから、こちらもやや心配。彼に抜けられたら、連覇は遥か向こうに遠のいてしまう。
海外は既にクリスマス休暇。新たなニュースは年明けになるでしょう。
ではまた。