東京ヤクルト 思い出に残る外国人選手トップ10(7位)
こんにちは。
年末年始休暇前、最後の一週間。張り切っていきましょう!
それでは、思い出に残る外国人選手トップ10の第7位を発表します。
ドゥルルルるる~♪ ドゥルルルるる~♪
第7位は、「ドゥエイン・ホージー」。
彼を覚えているヤクルトファンは多いのではないでしょうか。オープン戦では期待できない外国人選手の筆頭にあげられるほど全く打てませんでしたが、シーズンに入ると突如打ち始め、結果的には巨人・松井秀喜の3冠王を阻止する38本塁打を打ち、本塁打王のタイトルを獲得しました。
身長が180cmに満たず、日本人選手と比較しても小柄なホージーでしたが、意外と研究熱心で、シーズン中は相手投手の研究を怠らなかったと言われています。
年度 | 球団 | 試合数 | 打席数 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打数 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
1997 |
ヤクルト | 137 | 576 | 498 | 101 | 144 | 32 | 3 | 38 | 296 | 100 | 20 | 9 | 4 | 6 | 61 | 4 | 7 | 107 | 7 | 0.289 | 0.371 | 0.594 | 0.965 |
1998 | 107 | 364 | 317 | 35 | 74 | 12 | 1 | 13 | 127 | 42 | 4 | 3 | 2 | 3 | 34 | 3 | 8 | 84 | 6 | 0.233 | 0.320 | 0.401 | 0.721 | |
NPB:2年 |
244 | 940 | 815 | 136 | 218 | 44 | 4 | 51 | 423 | 142 | 24 | 12 | 6 | 9 | 95 | 7 | 15 | 191 | 13 | 0.267 | 0.351 | 0.519 | 0.870 |
残念ながらシーズン後半からは相手に研究され、日本シリーズを通じて成績は急降下。翌年は怪我による離脱などもあり、わずか13本塁打、.233の打率と大きく成績を落とし解雇されました。
それでもファンの脳裏に彼の姿が留まっているのは、彼の底なしに明るいキャラクターでファンを楽しませてくれたこと、そして伝説のグリップ打ちがあるからではないでしょうか。
「太郎」のアダ名を自分でつけ、笑いと明るい雰囲気をチームにもたらしてくれました。昔は日本ハムのウィンタースなどおもしろキャラの外国人選手が結構いましたが、最近はどこのチームでもあまり見かけませんね。真面目な外国人選手を選ぶ傾向が強まっているのでしょうか。良いんだけどなぁ、こういうムードメーカーがチーム内に一人いると。
こちらが伝説のグリップ打ち。厳密に言うと、グリップエンドの底に当っているんですよね。もう一度やれと言われても再現できない、漫画のような一打。これだけでも彼がNPBに来てくれた価値があるってものです。
次回の6位発表もお楽しみに~
ではまた。