東京ヤクルト 思い出に残る外国人選手トップ10（8位）

こんにちは。

今年の週末も残り2回のみとなりました。仕事も家の大掃除も佳境に入って来る時期ですね。体調管理には気をつけて下さいね。

さて、今回は思い出に残る外国人選手トップ10の第8位を紹介します。ではいつものようにドラム音を・・・

ドゥルルルるる～♪　ドゥルルルるる～♪

第8位は「ボビー・マルカーノ」。し、渋い、渋すぎる。

オールドファン以外は「誰それ？」と思うに違いない。天然パーマに金縁眼鏡、プロ野球選手に見えない出で立ちで、NPBで11年間プレーしたベネズエラ出身の選手です。

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2：52あたりからマルカーノが登場します。今見るとデストラーデに似ているなぁ。

私が直接プレーを記憶しているヤクルトの外国人選手で最も古いプレーヤーということでランクイン。（独断と偏見ですから・・・）

阪急（現オリックス）で8年間プレーし、最後の3年間はヤクルトに在籍しました。阪急時代は30本以上の本塁打を打ったり、打点王を獲ったり二塁手としては破格の打撃力を有していました。ヤクルトでも1年目は25本塁打、2年目は3割とセカンドとしては十分な打棒を披露してくれました。

年度	球団	試合数	打席数	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打数	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	OPS
1975	阪急	124	479	460	64	137	22	6	23	240	71	5	7	0	1	14	2	4	50	14	0.298	0.324	0.522	0.845
1976		127	517	495	56	134	17	3	25	232	64	4	8	1	3	15	2	3	64	15	0.271	0.295	0.469	0.763
1977		104	417	394	52	106	21	0	21	190	67	5	3	0	2	15	2	6	57	8	0.269	0.305	0.482	0.787
1978		126	517	488	78	157	28	7	27	280	94	9	6	3	5	14	0	7	38	9	0.322	0.346	0.574	0.920
1979		127	531	502	73	150	22	5	32	278	97	9	3	0	5	17	2	7	55	13	0.299	0.328	0.554	0.881
1980		116	479	445	63	131	23	2	24	230	85	6	4	1	7	23	0	3	60	13	0.294	0.328	0.517	0.845
1981		126	489	447	51	119	19	2	13	181	67	12	8	5	3	31	2	3	30	14	0.266	0.316	0.405	0.721
1982		117	475	430	50	115	23	1	15	185	66	4	6	4	8	28	1	5	36	16	0.267	0.314	0.430	0.744
1983	ヤクルト	128	518	487	70	132	27	2	25	238	78	2	2	1	3	24	4	3	58	16	0.271	0.308	0.489	0.796
1984		123	502	466	57	140	18	2	15	207	77	4	2	1	3	28	4	4	69	13	0.300	0.343	0.444	0.788
1985		95	344	324	41	97	16	1	12	151	51	0	2	0	3	15	1	2	31	7	0.299	0.331	0.466	0.797
通算：11年		1313	5268	4938	655	1418	236	31	232	2412	817	60	51	#	43	224	20	47	548	138	0.287	0.322	0.488	0.810

彼が1985年に引退した後、再度日本で姿を現したのは巨人のルイス・サンチェの通訳として。テレビに映る通訳を見て、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、元ヤクルトのマルカーノでした。

デシンセイやパリッシュとは系統が異なり、インテリ風な姿が印象に残るマルカーノ、肺癌により弱冠39歳で亡くなられたそうです。あんな屈強な体躯をしていても、病魔には勝てないんですよね。

次回の7位発表もお楽しみに～

ではまた。