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東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 観客動員数データ 前編

こんにちは。
今回からはチームや選手の成績データからは離れ、観客動員数に関するデータを前後編で紹介します。

前編はプロ野球全体の観客動員数についての記事です。

 

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こちらのグラフはプロ野球チーム全体の観客動員数をチャート化したものです。青線と赤線がありますが、2005年以降は実数を公表するようになったため、色を分けてあります。
そもそもそれ以前の実数ではない数値って何かというと、「スポンサー経由で出回ったチケット数と販売したチケット数を合計したものに、球団のお偉いさんが鉛筆舐め舐めしながら適当に決めた数を合算した数値」でした。要するに一杯お客さんが入っていると公表しておくと、それを元にしたスポンサー料を取れていたので、希望的観測を含めた数字を公表していたのです。ですので、2005年以前の数値はあてにできず、公表値の50-70%くらいが実数だったのではないでしょうか。(本当のところはどうだっだのか、確かめるすべがないですけどね)
今でも水増しした発行部数を元に広告宣伝料を稼いでいる新聞社と同じ構造です。

 

今年度は24,236,920人の観客動員数で、実数公表前の2004年(24,454,000人)には及ばないものの、実質的には過去最高の数でした。
地上波でのテレビ放送が大きく減り、以前ほど人気がなくたったと言われることもありますが、球場に足を運んでいる人の数は増えているのです。この裏には人気の有無とは別に、試合数の増加というのもあります。70~80年代では各リーグの総試合数が390でしたが、今期は429試合と10%増えています。ただ、次の1試合の平均観客数のデータを見ると、2005年から20%も増えており、着実に集客力が増しているのが見て取れます。
しかもこの数字には交流戦やCSの数字は入っていないので、これらを加えるとさらに増えていることになります。 

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次にリーグ別の比較です。2つのチャートを御覧下さい。

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かつては人気のセ、実力のパと呼ばれ、年末にテレビ放送される珍プレー好プレーでは、ロッテが本拠地としていた川崎球場流しそうめんをしたり、麻雀をしたりする人がいるほど観客席はガラガラで、パ・リーグの人気は全くありませんでした。(一部ヤラセだったとの噂もあり)


それが上のチャートを見ると、かなりパ・リーグが人気をつけてきたのが分かります。ちなみに今年度のパ・リーグの占有率は44%。なかなか50%のハードルは高いようですが、70年代の低迷期からは考えられない値です。ここ10年の交流戦日本シリーズの結果で、パ・リーグの方が実力で圧倒しているのは誰の目にも分かりますし、人気面でも球場やファンイベントの改革など地道な努力が実を結んでいるのでしょう。何故かドラフトの目玉がパ・リーグばかりに入っていくという運も味方につけていますし。

 

iPodが世に出てから音楽CDの販売数量が激減しているのは誰もが知るところですが、現在音楽アーティスト達は音源の販売よりも、ライブで稼ぐ方向に舵を切っています。極力多くの人に自分の音楽を知ってもらい(これはyoutubeなどで無料配信)、ブラウザーの前では決して感じることのできない生の感動を味わいにライブに来てもらうという方策です。


プロ野球を含めたスポーツコンテンツは音楽以上にライブ感を活かせる業界ですので、今後のマーケティング次第ではもっと多くの人を球場に呼び込めるのではないでしょうか。

後編ではヤクルトの観客動員数について書きます。