東京ヤクルトを応援するブログ+α

親子で応援している東京ヤクルトスワローズの試合内容、編成等について自由気儘に書いています。

東京ヤクルト 来季のコーチングスタッフ

ヤクルトの来季のコーチングスタッフが発表されました。

 
 【1軍】監督 真中満(44)=日大 背番号77▽ヘッド兼内野守備走塁 三木肇(38)=上宮高 88▽投手 高津臣吾(46)=亜大 99▽同 伊藤智仁(45)=花園高 84▽チーフ打撃 杉村繁(58)=高知高 74▽打撃 宮出隆自(38)=宇和島東高 76▽外野守備走塁 福地寿樹(39)=杵島商高 73▽バッテリー 野村克則(42)=明大 78▽戦略兼スコアラー 押尾健一(44)=成東高 81
 
 【2軍】監督 宮本賢治(56)=亜大 72▽投手 成本年秀(47)=京産大 86▽同 石井弘寿(38)=東京学館高 98▽打撃 斉藤宜之(39)=横浜高 83▽同 松元ユウイチ(34)=ルイス州立高 82▽内野守備走塁 水谷新太郎(61)=三重高 89▽外野守備走塁 笘篠誠治(51)=上宮高 79▽バッテリー 芹沢裕二(47)=大宮東高 90
 
ヤクルトOBがほとんどのポジションを占めています。これには賛否両論あると思いますが、私はもう少し外部の力を入れておいたほうが、長期的には強い組織になるのてばないかと思っています。
企業も同じですが、同質の人しか集まっていない組織は、上手く歯車が回っている時は問題ないのですが、一度歯車が狂うと、組織全体が長期間停滞することが多いからです。どうしても昔からの付き合いが長い人ばかりですと、組織の状態が悪くなっても多様な意見が出にくくなり、運命共同体のようになりがちです。
 
普段から周りとは違ったものの見方ができる人材を入れておくと、他の人が気づいていない違和を事前に察知し、長期のスランプを防いだり、緩和出来たりするケースが多々あります。周りに嫌われることを厭わず意見を言うことを求められるので、場合によっては組織からつまはじきにされることもありますが、長期的な展望に立つととても大切な役割ではないでしょうか。
 
まぁヤクルト黄金期に活躍した人たちが首脳陣に入る年代となり、勝てる組織、勝てる野球優を知っている人を集めようとすると、必然的にヤクルトOBに多く当たるというのは致し方がないとは思いますが。
 
またもう一つ気になるのは、利き腕の偏りです。一軍のバッティングコーチは元右打者二人なのに対し、二軍は元左打者二人、一軍のピッチングコーチは元右腕二人。偏りを無くしたほうが良いと思うのは、素人考えだからでしょうか。左右では全く体の動きが異なるので、選手としては自分と利き腕が同じ人に指導されたほうが効果的かと…
 
三木コーチは選手時、レギュラーになれませんでしたが、指導者としては非常に評価されているんですね。38歳にしてベッドコーチに抜擢されるとは。もし連覇なんてことになると、一気に名参謀としての地位を確立し、将来的には監督候補に入るかもしれませんね。
 
今年は一軍の優勝の陰に隠れていますが、ファームは散々たる成績で終わりました。一軍はもちろんですが、二軍も同等かそれ以上の情熱と指導で、慢性的な選手層の薄さを解決してほしいものです。
 
かんばれ、スワローズ!